プロフィール

国立音楽大学ピアノ科卒業後、渡米。マンハッタン音楽院大学院にて修士号を取得。

国際的若手アーティストの登竜門とされるニューヨークの「アーティスト・インターナショナル・コンクール」で特別賞を受賞。2001年、世界中の音楽家の憧れでもある、ニューヨークの「カーネギーホール」でニューヨーク・デビュー・リサイタルを果たす。

2005年、東京国際フォーラムにてベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を演奏。日本の楽壇トップ奏者(NHK交響楽団他)による特別に編成されたオーケストラと5000人の観客の前で演奏、大成功を収めた。

2008年、Ferdiko Piano Duo (ferdiko.com) を結成。近年はソロ活動の傍ら、デュオでの演奏活動も盛んにしている。2010年にはDCINY主催のコンサートシリーズに招かれ、カーネギー大ホールデビューを果たした。

マンハッタン音楽院生の頃より、国際コンクール、オーディションで入賞。1999年、アメリカのソリマ&フランソワ・ストラヴィンスキー・ニューミレニアム国際コンクール第2位受賞。2002年、イタリアのIBLAグランド・プライズ国際コンクール入賞、同時にカバレフスキー特別賞受賞。その時のコンサートの模様がイタリアのシチリアで放映された。

多くのアーティストとの共演も数々行っており、これまでにチェコのウィハン弦楽四重奏団、エドモンド・カルリエ(ベルギー王立歌劇場管弦楽団)、関澤真由美(マリンバ奏者)、ステイシー・フレイザー(カリフォルニア州立大学)、べサンヌ・ストーン(シカゴ交響楽団)、故ピーター・ジョール(元ブロードウェイ俳優)、南マユコ(華道嵯峨御流)他と共演。また、現代作曲家たちの初演にも力を注いでいる。

2000年から2010年までニューヨーク・シアター・バレエのピアニストも務める。2003年の公演ではミュージック・ディレクターを務め、室内オーケストラを指揮し、ニューヨーク・タイムズ等から好評を得た。

2003年、アメリカでファースト・アルバムをリリース。2002年、ニューヨーク・ヤマハ・ライジングスターに選ばれ、ディスクラヴィアのレコーディングを行った。ヤマハよりピアノ・ソフトを発売中。

2007年、ザルツブルグ・モーツァルテウム国際サマーアカデミーより奨学金を受けて参加。パーヴェル・ギリロフ氏に師事、ディプロマ修了。アカデミーコンサートに出演。

これまでにピアノをドン・アレクサンダー・フェダー、篠井寧子、星野安彦、萩野久美子、中島昌子、室内楽をイシドーア・コーヘン、マーク・シルバーマンの各氏に師事。パーヴェル・ギリロフ、デヴィッド・ドゥバル、ローバート・マンの各氏のマスタークラス受講。

現在、ニューヨーク在住。アメリカを中心に、ベルギー、オランダ、イタリア、オーストリア、日本で演奏活動を行ってきている。